継投論 権藤博 二宮清純【読書 第18冊】

継投論

投手交代の極意

 

権藤博

二宮清純

 

廣済堂出版

 

 

 

また野球の本を紹介しますね。

前に、

仕事の報酬とは何か 田坂広志【読書 第8冊】 - K七のまずは30記事を目指します!

を紹介しました。

『継投論』もTBSバースデイの松井稼頭央回で登場した本の1冊です。

権藤博と二宮清純の対話形式で進んでいきます。

 

 

 

knana19.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

権藤博とは

 

「権藤、権藤、雨、権藤」の権藤です。

でも、現役で活躍できたのは2年だそうです。

98年横浜ベイスターズを率いて日本一になっています。

マシンガン打線と大魔神佐々木の頃です。

 

 

 

二宮清純とは

スポーツジャーナリストです。

マスコミ露出が多い人です。

セイジュンはペンネーム。

キヨスミが本名なんだそうです。

 

 

 

打たれてから代えるのはお客さんでもできる

 

『継投論 投手交代の極意』ですから、それも書いてあります。

打たれる前に代える。

打たれてから代えるのはお客さんでもできる。

代えてばかりだと選手の疲労が重なる。それを調節できるのがプロ。

 

 

 

阪神の藤浪、矢野新監督がどう扱うのか

 

それ以外にも面白いことがたくさん。

阪神の藤浪、160キロで荒れ球とくれば、それだけでバッターの腰は引ける。

フォアボール、デッドボールの4つ5つは覚悟しているから気にせずにいけ、と送り出してやれ、というのです。

塁1つ4つ出しても1点だと。

 

沢村賞は今の野球にマッチしていないとか、

フォアボールを出せ、フォアボールは悪じゃない、とか。

 

 

 

外野手監督は不向き?広島の緒方監督は外野手

 

野村克也は、外野手監督は不向きだというけど、

外野手は、試合を観察しているからいい、と。

キャッチャー出身監督は、ピッチャーをかばうコメントをしないから最悪だと。

権藤さんが、ハラを持っているので大変面白いです。

 

 

 

コーチ論を知りたい人に読んでもらいたいです

 

野球が先発完投型から役割分担型にかわった今、

ビジネスにも役立つところは多いです。

監督・コーチは教えてはいけない、アメリカで学んだ話もすばらしいです。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。